日経平均は3日続落、終値は62,189.65円
26日の日経平均株価は前週末比503.51円安の62,189.65円と3日続落し、7月30日以来、約3カ月ぶりの安値水準で取引を終えました。朝方は押し目買いで一時プラス圏に浮上しましたが、半導体株への売りが続き、日中の安値圏で引けています。
一方、TOPIXは7.17ポイント高の3,972.98と3営業日ぶりに反発しました。日経平均とTOPIXの方向感が分かれた一日です。
相場を動かした主な材料
前週末の米国市場では、中東情勢の緊迫化で原油価格が上昇し、米10年債利回りも4.99%へ上昇しました。NYダウは652.82ドル安となり、東京市場もこの流れを引き継ぎました。
AI関連投資の資金回収を巡る懸念も根強く、値がさの半導体株に売りが集中しました。今週は日米欧の中銀会合と主力企業の決算が控えており、売買代金は6兆6,438億円にとどまりました。
指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄
重荷となったのはアドバンテスト(約274円の押し下げ)、東京エレクトロン(約176円)、ファーストリテイリング(約154円)です。この3銘柄だけで約604円のマイナスとなり、指数の下げ幅を上回りました。
支えになったのは豊田通商、三菱商事、伊藤忠商事などの商社株で、原油高を背景に買いが入りました。
市場全体の温度感
東証プライムの値上がり銘柄数は816、値下がりは682と、値上がりが上回りました。33業種中22業種が上昇し、鉱業、石油・石炭製品、卸売業が上位でした。下落率上位は非鉄金属と電気機器です。
指数は下げたものの、売りは半導体・AI関連に偏っていました。相場全体が崩れたというより、主力株から資源・内需株への資金の入れ替えが進んだ一日といえます。
今後の日経平均の見通し
| 期間 | 想定レンジ | 主な前提条件 |
|---|---|---|
| 翌営業日 | 61,600円〜62,900円 | 半導体株への売りが一巡するか、62,000円の節目を維持できるかが焦点 |
| 1ヶ月後 | 58,000円〜66,500円 | 日米のAI・半導体決算と中銀会合を通過し、25日線・75日線(66,000円台)を回復できるか |
| 1年後 | 55,000円〜75,000円 | AI需要の持続性、中東情勢と原油価格、日米の金融政策の方向性 |
今日のまとめ
日経平均は値がさ半導体株の下げで約3カ月ぶりの安値となった一方、TOPIXは反発し、市場の中身は二極化しました。今週の中銀会合と半導体大手の決算が、次の方向感を左右しそうです。
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