日経平均は4日ぶり大幅反発、終値は63,268.37円
27日の日経平均は前日比1,078.72円高の63,268.37円と、4営業日ぶりに大幅反発しました。上げ幅は一時1,400円を超え、21日以来の63,000円台を回復しました。
一方、TOPIXは0.61%高の3,997.37にとどまりました。買い一巡後は重要イベントを控えて上値が重くなり、後場はもみ合いとなりました。
相場を動かした主な材料
最大の材料は、米AI開発企業アンソロピックが新規株式公開(IPO)に向けた書類を公表したことです。AI市場への期待が再燃し、26日の米国市場ではハイテク株が買われ、その流れが東京市場にも波及しました。
前日までの3営業日で2,400円超下落していたことによる自律反発の買いや、原油安・米長期金利の低下も支えとなりました。
指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄
アドバンテストが9%近く上昇し、1銘柄で日経平均を約601円押し上げました。ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、イビデンを加えた4銘柄で約1,009円を押し上げ、上げ幅の大半を占めました。
押し下げ側はリクルートHD、第一三共、中外製薬、ファーストリテイリングなど内需・ディフェンシブ株が中心でした。
市場全体の温度感
東証プライムは値上がり700銘柄に対し値下がり797銘柄と、指数の大幅高とは裏腹に値下がりが上回りました。33業種中、上昇は15業種にとどまりました。
非鉄金属や電気機器、銀行業が上昇した一方、不動産業、医薬品、陸運業が下落しました。内需株からAI関連株へ資金が戻る動きが目立ち、相場全体への広がりは乏しい一日でした。
今後の日経平均の見通し
| 期間 | 想定レンジ | 主な前提条件 |
|---|---|---|
| 翌営業日 | 62,500円〜64,200円 | 28日引け後のアドバンテスト決算と29日未明のFOMC結果を前に、持ち高調整が中心となる想定 |
| 1ヶ月後 | 59,500円〜68,000円 | 国内外の半導体・ハイパースケーラー決算がAI投資の継続を裏付けるか、日米の金融政策と11月3日の米中間選挙の結果 |
| 1年後 | 56,000円〜76,000円 | AI需要の持続性と企業の増益基調、日米金利差と為替水準 |
今日のまとめ
アンソロピックのIPO申請をきっかけにAI・半導体株へ買い戻しが入り、日経平均は大幅反発しました。ただし上昇は一部の値がさ株に集中しており、今週の決算と日米欧の金融政策イベント次第でどちらにも振れやすい局面です。
より詳しい分析は深掘りノートをご覧ください。
ネット証券で口座を開くなら
毎日の相場チェックや実際の売買には、使いやすいネット証券口座があると便利です。日本株の取引に対応したネット証券2社を紹介します。
- 取引に応じてポイントが貯まる
- 米国株の取扱いにも対応
- NISA口座にも対応
投資にかかる手数料、リスク等についてはこちらをご参照ください。
DMM 株の詳細を見る※このセクションはアフィリエイト広告(PR)を含みます。手数料やサービスの最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。