日経平均は大幅続落、終値は64,075円
10月20日の日経平均株価は前日比841.28円安の64,075.42円と大幅に続落しました。前日の米国市場でナスダックが反発したものの、東京ではAI関連株への売りが止まりませんでした。
後場には一時1,000円超安まで下げ、TOPIXも1.43%安の4,009.21と大きく下落しました。
相場を動かした主な材料
1つ目はAI関連株への売りの継続です。ナスダックは1.11%高と反発しましたが、ソフトバンクグループが6%安となるなど、東京市場ではAI投資への警戒が根強く残りました。
2つ目は後場の売り直しです。韓国株が4%超下げるなどアジアの半導体株安が広がりました。20年国債入札の好調を受けて長期金利の上昇一服が意識され、銀行株も一段安となりました。
指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄
押し下げ役はソフトバンクグループ(▲235円)、東京エレクトロン(▲134円)、アドバンテスト(▲125円)で、3銘柄で約495円の押し下げとなりました。フジクラも約59円の重荷です。
一方、ファーストリテイリングが約122円を押し上げ、テルモ(+18円)やコナミG(+13円)も支えましたが、下げを補うには力不足でした。
市場全体の温度感
東証プライムの値上がりは335銘柄、値下がりは1,181銘柄で、値下がりが全体の約76%を占めました。33業種も上昇9・下落24と、前日から一転して全面安の様相です。
非鉄金属や銀行が大きく下げた一方、医薬品・小売・ゲームなどディフェンシブ株や内需株には資金が向かいました。売買代金は約6兆7,900億円と2日連続で7兆円を下回り、買い手の慎重さがうかがえます。
今後の日経平均の見通し
2日連続で63,800円台で下げ渋った点は下支え材料ですが、ここを割り込むと9月安値の62,726円が意識されそうです。
| 期間 | 想定レンジ | 主な前提条件 |
|---|---|---|
| 翌営業日 | 63,500円〜64,800円 | ネットフリックス決算と米ハイテク株の動向 |
| 1ヶ月後 | 60,500円〜67,500円 | FOMC・日銀会合・国内中間決算の内容 |
| 1年後 | 55,000円〜75,000円 | AI投資の収益化と日米金利の動向 |
今日のまとめ
ナスダック反発という好材料も生かせず、AI・電線・銀行と主力株が売られた全面安の一日でした。6万4,000円台は維持したものの、米AI関連株次第で振れやすい局面が続きそうです。
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