日経平均は反落、終値は64,916円
10月19日の日経平均株価は前週末比407.59円安の64,916.70円と反落しました。前週末の米国市場でAI・半導体株が急落した流れを受け、朝方は一時1,492円安の63,831円まで下げ、約1カ月ぶりに6万4,000円を割り込みました。
その後は先物主導で下げ幅を縮め、TOPIXは4,067.48と小幅続伸で取引を終えました。
相場を動かした主な材料
1つ目は米国のAI・半導体株安です。ナスダックが2.14%安、SOX指数が3.83%安と8日続落し、AI投資を支える借入への不安が東京市場にも波及しました。
2つ目は原油高です。WTI原油先物は約1カ月ぶりに100ドル台を回復し、インフレ再燃への警戒が強まりました。一方で、朝方の売りが一巡した後は買い戻しが入り、下げ渋る展開となりました。
指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄
押し下げ役は東京エレクトロン(▲141円)とファーストリテイリング(▲140円)で、2銘柄で約281円の押し下げとなりました。ソフトバンクグループ(▲80円)も重荷でした。
一方、リクルートHD(+36円)、ベイカレント(+18円)、キオクシアHD(+16円)がプラスに寄与しましたが、値がさ半導体株の下げを打ち消すには力不足でした。
市場全体の温度感
東証プライムの値上がりは621銘柄、値下がりは873銘柄と値下がりが優勢でした。ただ、33業種では上昇21・下落12と上昇業種が上回っています。
鉱業・海運・石油などの資源株や、政策期待の外食株に資金が向かいました。売りは半導体・電子部品に集中しており、全面安ではなかったといえます。
今後の日経平均の見通し
5日線が25日線を下回る短期デッドクロスが形成され、テクニカル面は弱含みです。6万4,000円近辺で買いが入った点は下支えとなりそうです。
| 期間 | 想定レンジ | 主な前提条件 |
|---|---|---|
| 翌営業日 | 64,200円〜65,500円 | 米半導体株の下げ止まりと20年国債入札の結果 |
| 1ヶ月後 | 61,500円〜68,000円 | FOMC・日銀会合・国内中間決算の内容 |
| 1年後 | 56,000円〜76,000円 | AI投資の収益化と米金利・原油の動向 |
今日のまとめ
半導体株に引きずられて日経平均は反落しましたが、資源と内需が市場全体を支えた一日でした。米AI関連株と米金利の動向次第で振れやすい局面が続きそうです。
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