日経平均は3日ぶり反発、終値は64,621円
10月21日の日経平均株価は前日比545.82円高の64,621.24円と3日ぶりに反発しました。朝方は前日までの急落の反動もあって買いが先行し、一時1,329円高の65,404円まで上昇しました。
ただ、6万5,000円台では戻り待ちの売りに押され、上げ幅は半分以下に縮小しました。TOPIXも0.86%高の4,043.73と反発しています。
相場を動かした主な材料
1つ目は米AI関連の好決算です。AIサーバー大手スーパー・マイクロ・コンピューターの好決算で同社株が米時間外取引で急騰し、東京でも半導体関連株に買い戻しが入りました。
2つ目は原油安と米利上げ観測の後退です。米国とイランの戦闘終結協議への期待から原油が下落し、NYダウは529ドル高となりました。一方、ナスダックは小幅安で、後場は手がかり材料に乏しく伸び悩みました。
指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄
押し上げ役はアドバンテスト(+123円)、ソフトバンクグループ(+55円)、イビデン(+45円)で、3銘柄で約223円を押し上げました。東京エレクトロンやTDK、フジクラも続いています。
一方、KDDI(▲13円)やファーストリテイリング(▲12円)、ニトリHD(▲5円)が重荷となりましたが、押し下げ幅はいずれも小さなものでした。
市場全体の温度感
東証プライムの値上がりは982銘柄、値下がりは521銘柄と値上がりが6割を超えました。33業種も上昇24・下落9と、前日の全面安からほぼ逆転しています。
ただ、買われたのは前日に急落した非鉄金属・銀行・保険などで、小売やディフェンシブ株は売られました。売買代金も6兆9,265億円と7兆円を下回り、リバウンドの色合いが濃い一日でした。
今後の日経平均の見通し
6万5,000円台では19日、21日と2度押し戻されており、上値の壁として意識されます。下値は63,800円台が支持帯で、このレンジをどちらに抜けるかが焦点です。
| 期間 | 想定レンジ | 主な前提条件 |
|---|---|---|
| 翌営業日 | 64,000円〜65,300円 | テスラ・メタ決算と米ハイテク株の反応 |
| 1ヶ月後 | 60,500円〜67,500円 | FOMC・日銀会合・国内中間決算の内容 |
| 1年後 | 55,000円〜75,000円 | AI投資の収益化と金利・原油の動向 |
今日のまとめ
米AI関連の好決算と原油安をきっかけに、売られすぎた半導体・金融株が買い戻された一日でした。ただ6万5,000円の壁は越えられず、本格的な反転にはまだ材料が足りない状況です。
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