日経平均は小幅に3日続落、終値は69,030円
10月9日の日経平均株価は前日比11.19円安の69,030.92円と、小幅に3日続落しました。朝方は米ハイテク株安を受けて一時892円安まで売られましたが、押し目買いで下げ幅を縮め、後場には一時プラスに転じる場面もありました。
TOPIXは13.35ポイント高の4,104.81と0.33%上昇し、3日ぶりに反発しました。指数と相場全体の方向が分かれた一日です。
相場を動かした主な材料
前日の米国市場では、OpenAIの年換算売上高が一部推計を下回ったと報じられ、ナスダック総合指数が1.25%、SOX指数が3.39%下落しました。この流れを受けて、東京市場も大きく売られて始まりました。
一方、日経平均は前日までの2日間で1,600円超下落しており、米長期金利の低下も追い風となって下値では押し目買いが入りました。12日の祝日を挟む3連休を前に、積極的な買いは控えられています。
指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄
決算発表後に売られたファーストリテイリング(約244円)と、ソフトバンクグループ(約192円)の2銘柄で、約436円を押し下げました。
一方、アドバンテスト(約147円)と東京エレクトロン(約129円)は朝方の売りから切り返し、リクルートHD(約56円)とともに指数を支えました。
市場全体の温度感
東証プライムの値上がりは1,194銘柄(76.9%)と、前日の全面安から一転しました。33業種中25業種が上昇し、海運、その他製品、サービス、食料品が2%を超える上昇となりました。
下落は銀行、非鉄金属、小売など8業種にとどまりました。日経平均は小幅安でも、相場全体では押し目買いが優勢だったといえます。
今後の日経平均の見通し
| 期間 | 想定レンジ | 主な前提条件 |
|---|---|---|
| 翌営業日(10月13日) | 68,300円〜69,800円 | 3連休中の米国株と中東情勢、安川電機決算への反応 |
| 1ヶ月後 | 65,500円〜72,500円 | 米CPI、TSMC決算、10月末の日米金融政策会合 |
| 1年後 | 60,000円〜80,000円 | AI・半導体需要の持続と長期金利の落ち着き |
日経平均は朝方の安値から900円近く戻し、下値での買い意欲の強さを示しました。連休明けは7万円の回復を試せるかが焦点で、来週の米CPIとTSMC決算が方向感を左右しそうです。
今日のまとめ
日経平均は3日続落となりましたが、プライムの7割超が上昇し、TOPIXは反発しました。指数の重荷は値がさ2銘柄に集中しており、相場全体では押し目買いが優勢な一日でした。
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