日経平均は3日ぶり大幅反発、終値は66,753円
9月30日の日経平均株価は前日比1,272.45円高の66,753.72円と、3日ぶりに大幅反発しました。サウジアラビアの主要パイプラインの一部復旧で原油価格が急落し、AI・半導体関連株を中心に買いが広がりました。
TOPIXも67.52ポイント高の4,108.65と大きく上昇しています。日経平均は後場に一段高となり、上げ幅は一時1,400円を超えました。
相場を動かした主な材料
一つ目は原油の急落です。サウジアラビアの原油輸出再開を受けて、WTI原油は29日に3.74ドル安の88.86ドルまで下げ、中東情勢への警戒が和らぎました。
二つ目は米半導体株高です。29日の米国市場は小幅に続落しましたが、SOX指数は1.32%上昇し、東京市場でも半導体株に買いが集まりました。
三つ目は前日までの下げの反動です。2日間で約880円下げていたことから、押し目買いが入りやすい地合いでした。
指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄
ソフトバンクグループが6.55%高で日経平均を約318円押し上げ、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、アドバンテスト、フジクラも上昇しました。上位5銘柄で約790円と、上げ幅の約6割を占めています。
一方、村田製作所は太陽誘電とTDKの提携が警戒されて2.94%安となりましたが、押し下げは約19円にとどまりました。指数の重荷はほとんどない一日でした。
市場全体の温度感
東証プライムでは値上がりが1,127銘柄と全体の7割超に達し、33業種はすべて上昇しました。非鉄金属、銀行、金属製品、化学が上昇率の上位です。
売買代金は9兆1,212億円と、前日の7.3兆円から大きく増えました。配当落ちで売りが目立った前日とは対照的に、幅広い銘柄に買いが広がる力強い反発だったといえます。
今後の日経平均の見通し
| 期間 | 想定レンジ | 主な前提条件 |
|---|---|---|
| 翌営業日 | 66,000円〜67,500円 | 米PCE物価指数とマイクロン決算の内容、日銀短観の結果 |
| 1ヶ月後 | 63,000円〜70,000円 | 米雇用統計と米利上げ観測、原油価格と中東情勢、国内の決算発表 |
| 1年後 | 56,000円〜76,000円 | 日米の金融政策、企業業績の伸び、AI・半導体需要の持続性 |
今日のまとめ
原油急落で重荷が外れ、AI・半導体株を軸に全業種がそろって上昇した一日でした。1か月以上上値を抑えてきた75日線も終値で回復しています。米長期金利の高止まりが続く中、マイクロン決算や日銀短観を通過して節目を維持できるかが注目されます。
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