日経平均は6日ぶり反落、終値は65,877円
9月28日の日経平均株価は前週末比486.58円安の65,877.62円と、6営業日ぶりに反落しました。朝方は米国株高を受けて約6週間ぶりに67,000円台を回復しましたが、その後は売りに押され、安値引けとなっています。
TOPIXも16.59ポイント安の4,112.00と安値引けでした。高値から終値までの下げ幅は1,100円を超えています。
相場を動かした主な材料
一つ目は利益確定売りです。前週末まで6日続伸していたうえ、朝方の高値は75日移動平均線(66,635円前後)付近で、節目を維持できませんでした。
二つ目は韓国株安です。KOSPIが2.70%安となり、サムスン電子やSKハイニックスの下落を受けて国内の半導体株にも売りが広がりました。
三つ目は中東情勢です。トランプ米大統領がイランの提案を拒否したと伝わって原油が反発し、国内の長期金利も一時3.095%まで上昇しました。
指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄
ソフトバンクグループが1.53%高で、日経平均を約76円押し上げました。リクルートHDやSCREENも小幅にプラスに寄与しています。
一方、イビデン、アドバンテスト、ファーストリテイリング、キオクシアHDの4銘柄で約254円押し下げました。個別では、社長解任と巨額減損の検討が報じられたニデックがストップ安となりました。
市場全体の温度感
東証プライムでは値下がり銘柄が1,039と、全体の約7割に達しました。33業種のうち上昇はわずか4業種で、保険・銀行・電気ガスなど金利上昇の恩恵を受けやすい業種や守りの業種に限られています。
医薬品が下落率トップとなるなど、売りは幅広い業種に及びました。日経平均の下落率(0.73%)はTOPIX(0.40%)より大きく、値がさの半導体株の下げが指数を押し下げた形です。グロース250も1.13%安で3日続落となり、全体としては慎重な地合いだったといえます。
今後の日経平均の見通し
| 期間 | 想定レンジ | 主な前提条件 |
|---|---|---|
| 翌営業日 | 65,000円〜66,300円 | 9月末配当の権利落ちによる下押し、原油と円相場の動向 |
| 1ヶ月後 | 62,500円〜69,000円 | 日銀短観・米雇用統計の内容、米利上げ観測、中東情勢と原油価格 |
| 1年後 | 55,000円〜75,000円 | 日米の金融政策、企業業績の伸び、AI・半導体需要の持続性 |
今日のまとめ
米国株高で朝方は勢いよく始まったものの、75日線の壁と韓国株安が6連騰の勢いを冷ます一日となりました。権利落ち日と重要指標が続く今週は、25日線を維持できるかが注目されます。
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