日経平均は大幅続伸、終値は6万6300円

8月5日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸し、終値は前日比2,342円91銭(3.66%)高の6万6,300円44銭となりました。節目の6万6,000円台を回復し、7月23日以来約2週間ぶりの高値です。

始値は607円高の6万4,565円27銭。前場中ごろには一時2,200円あまり上昇して6万6,000円台に乗せ、後場も堅調に推移してほぼ高値引けとなりました。TOPIXは84.39ポイント(2.13%)高の4,046.17と続伸しています。

相場を動かした主な材料

最大の材料は前日の米国市場です。4日のNYダウは907ドル47セント高の5万4,085ドル88セントと連日で最高値を更新し、ナスダック総合指数も671ポイント高。とりわけ半導体株で構成するSOX指数が6.55%高となり、この流れが朝方から東京市場の半導体関連株に直接波及しました。

ベッセント米財務長官がホルムズ海峡の開放でイランと合意する可能性に言及したことで中東情勢の緊張が和らぎ、WTI原油は75.77ドルと2日連続の急落。米10年債利回りも4.614%へ低下しました。加えて4日引け後にイビデンが純利益予想を580億円から840億円へ上方修正し株式分割も発表するなど、好決算が相次いだことも買いを後押ししています。

指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄

プラス寄与の上位はアドバンテスト、ソフトバンクグループ、イビデン、東京エレクトロン、フジクラ。マイナス寄与の上位はファーストリテイリング、ダイキン工業、横河電機、三菱商事、テルモでした。

注目したいのは、8月3日にマイナス寄与の上位だったアドバンテスト、イビデン、東京エレクトロンが、2営業日でプラス寄与の上位に転じている点です。逆にファーストリテイリングは8月3日のプラス1位からマイナス1位へ。指数の中身が3営業日で完全に入れ替わりました。

市場全体の温度感

東証プライム市場の値上がりは1,019銘柄で全体の約65%、値下がりは491銘柄。3営業日ぶりに、指数と市場の実感が一致しました。8月3日は「全面安なのに下落率1%未満」、8月4日は「指数プラスなのに6割が下落」と乖離が続いていましたが、この日は上昇が広く行き渡っています。

業種別では非鉄金属、ガラス・土石製品、情報・通信業、電気機器、金属製品が上昇した一方、海運業、鉱業、倉庫・運輸関連業、水産・農林業、電気・ガス業が下落。原油急落が海運・鉱業を直撃しました。売買代金は10兆9,236億円と前日から増加しています。

ただし全体が上がる中でも、年初来安値を更新した銘柄が12から23へ増えている点は見逃せません。取り残された銘柄群も確実に存在しています。

今後の日経平均の見通し

期間想定レンジ主な前提条件
翌営業日65,300円〜67,000円米ADP雇用リポートとISMサービス業指数の内容、AMDの弱い見通しの織り込み度合い
1ヶ月後62,000円〜70,000円米雇用統計とCPI通過後の米金利水準、日銀の追加利上げ観測の行方
1年後60,000円〜80,000円AI・半導体投資サイクルの持続性、日銀の利上げペース、中東情勢

レンジは前提条件が成り立った場合の目安です。AMDが4日引け後に示した第3四半期見通しが市場予想に届かず時間外で売られている点は、まだ日本株に織り込まれていない可能性があります。

今日のまとめ

8月3日から5日までの3営業日は、ひとつの往復として読めます。協調介入で全面安になり、翌日は米株高に乗れずに出遅れ、そして3日目に一気に取り戻しました。7月29日終値からは5営業日で7.9%の戻りです。

2営業日続いていた「指数と実感のズレ」はこの日ようやく解消しました。ただし年初来安値更新が23銘柄に増えている点と、AMDの弱い見通しが未消化である点は、素直な楽観に一呼吸置く材料になりそうです。

より詳しい分析は深掘りノートをご覧ください。


編集者メモ(公開しない)

詳細版から通常版へ反映した要点

  • 3日間(8/3全面安 → 8/4出遅れ → 8/5一括精算)を1つの往復として読む構成は深掘り版と共通。通常版では見出し6に集約
  • 寄与度の順位が3営業日で入れ替わった点は、深掘り版の変遷表を文章化して見出し3に配置
  • 「指数と実感のズレが3営業日ぶりに解消」は見出し4に、「年初来安値更新が12→23銘柄」の留保も同所に配置
  • AMDの未消化リスクは見出し5とcheckPointsの両方に置いた

通常版で省略した詳細情報

  • 寄与度の3営業日変遷表(深掘り版のみ)
  • テクニカル水準(7月22日高値6万7592円、7月31日高値6万5364円、75日線6万5260円前後、25日線6万6656円、ボリンジャー-1σ 6万3830円前後)と伊藤智洋氏のコメント
  • 個別銘柄の騰落率(イビデン+24.49%、荒川化+20.65%、ヤマハ発+19.46%、シグマクシスHD-12.07%、横河電機-10.04%、IHI-6.5%、ダイキン-6.3%、SUBARU-4.2% など)
  • 日経225構成銘柄の騰落(値上がり152/値下がり71/変わらず2)、NT倍率16.39倍
  • 決算178社の内訳、ストップ高10銘柄・ストップ安0銘柄
  • S&P500 7736.52、VIX 16.50、シカゴ日経225先物6万5485円

事実確認が必要な点

  • 寄与度の円換算値が3日連続で未取得。通常版では銘柄名のみで記述し数値に触れていない
  • 日経平均の高値・安値の確定値が未取得(終値が最高値の可能性が高い)
  • グロース250指数・東証REIT指数の終値が未取得(通常版では言及していない)
  • 33業種の上昇/下落業種数が未取得(業種名のみ)
  • ドル円は15:00基準(157.63円)を取得でき、8月3日と同じ基準に戻せている

リンク設定状況

  • 今日のまとめに 20260805-deep へのリンクを1箇所設置
  • ファイル名:20260805-nikkei.md
  • アフィリエイトプレースホルダーは1箇所(前日までと同じ運用)

週次まとめへの申し送り

  • 週初7/31終値64,362.02円 → 8/5終値66,300.44円で週間+1,938.42円(+3.01%)
  • 日次終値:8/3 63,754.90 → 8/4 63,957.53 → 8/5 66,300.44
  • weeklyThemesは今週の実際の展開に合わせて更新済み

公開前チェックリスト

  • フロントマターの引用符がすべて半角ストレートクォート(‘)か
  • nikkei / topix / usd / dow / nasdaq がクォート付きの数字のみか
  • checkPoints が title: と text: の2行セットになっているか
  • weeklyThemes が5項目すべてクォートで囲まれているか
  • 深掘りノートリンクのスラッグが 20260805-deep になっているか
さらに詳しく読む
【2026年8月5日】今日の日本株 深掘りノート|SOX6.5%高で半導体が一斉復活、2日分の出遅れを一気に精算した2,342円高
PR

ネット証券で口座を開くなら

毎日の相場チェックや実際の売買には、使いやすいネット証券口座があると便利です。日本株の取引に定評のある2社を紹介します。

ネット証券
松井証券
老舗として知られるネット証券
  • 日本株・投資信託・米国株など幅広く対応
  • 少額から積み立てられる
  • サポート体制に定評
松井証券の詳細を見る
ネット証券
DMM株
日本株も米国株もアプリひとつで
  • 取引に応じてポイントが貯まる
  • 米国株の取扱いにも対応
  • NISA口座にも対応
DMM株の詳細を見る
2社のくわしい比較と選び方を読む →

※このセクションはアフィリエイト広告(PR)を含みます。手数料やサービスの最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。

← 前の記事 【2026年8月4日】今日の日本株ノート|ダウ最高値更新でも日経平均は202円高、円高が米株高の追い風を打ち消す 次の記事 → 【2026年8月6日】今日の日本株ノート|TOPIXは上昇でも日経平均は617円安、4銘柄が850円押し下げる