日経平均は4日続伸、終値は65,513円99銭
シルバーウイーク明けの24日、日経平均株価は連休前18日比495円04銭高の6万5513円99銭と4日続伸しました。朝方には上げ幅が1,200円を超え、一時6万6249円まで上昇しました。
その後は国内長期金利の上昇を嫌気して上げ幅を縮め、高値から700円あまり値を消しました。TOPIXは15.84ポイント安の4,075.30と安値引けで、日経平均とは明暗が分かれました。
相場を動かした主な材料
1つ目は、連休中の米国市場でAI・半導体株が上昇した流れです。東京市場はこの上昇分をまとめて織り込み、半導体関連に買いが集まりました。
2つ目は金利の上昇です。欧米のPMIが予想を上回って追加利上げ観測が強まり、国内の10年国債利回りは3.075%と約30年ぶりの水準に上昇しました。金融株や内需株を中心に重荷となりました。
指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄
アドバンテストが243円、イビデンが191円押し上げ、この2銘柄で上げ幅の9割近くを占めました。イビデンはエヌビディアとの関係を巡る報道と株式分割を材料に大幅高となりました。
一方、リクルートHDは1銘柄で日経平均を135円押し下げました。伊藤忠商事や三菱商事などの商社株も下落しました。
市場全体の温度感
東証プライムの値上がりは672銘柄、値下がりは834銘柄で、値下がりが過半を占めました。33業種中の上昇は12業種にとどまり、ゴム製品や精密機器、電気機器が上昇した一方、サービス業、電気・ガス、保険が下落しました。
日経平均の上昇は一部の値がさ株に支えられたもので、相場全体の地合いはむしろ弱いと判断できます。
今後の日経平均の見通し
| 期間 | 想定レンジ | 主な前提条件 |
|---|---|---|
| 翌営業日 | 64,800円〜66,300円 | 米中首脳会談の結果、米長期金利5%台の推移、ドル円158円台での介入警戒 |
| 1ヶ月後 | 61,000円〜69,000円 | 10月FOMCの利上げ判断、国内長期金利3%台の定着度合い、AI・半導体株の物色継続 |
| 1年後 | 55,000円〜78,000円 | 日米の金融政策と金利水準、AI投資サイクルの持続性、中東情勢と原油価格 |
今日のまとめ
指数は続伸したものの中身は選別色が強く、AI半導体株への買いと約30年ぶりの金利上昇が綱引きした一日でした。金利と半導体株のどちらが優勢になるか次第で、方向感が変わりやすい局面です。
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