日経平均は反発、終値は6万7743円
14日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発した。前日比500円77銭(0.74%)高の6万7743円50銭で取引を終えた。朝方は前日の米半導体株安を引き継いで一時900円あまり下落し、6万7000円を割り込む場面もあったが、後場に切り返して高値圏で引けた。値動きの荒い一日だった。
東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反発し、終値は前日比31.49ポイント(0.79%)高の4038.98だった。日経平均との上昇率はほぼ拮抗し、幅広い銘柄に買いが広がった一日となった。
相場を動かした主な材料
前日にサーキットブレーカーまで発動した韓国総合株価指数(KOSPI)が、SKハイニックスやサムスン電子の上昇を支えに持ち直した。同じ時間帯に取引される韓国株の切り返しを受けて、東京市場でもアドテストやキオクシアが朝安後に上昇に転じ、後場は上げ幅を広げた。
朝方は前日13日の米半導体株安を引き継いで売りが先行したが、前日に1315円下げた反動から、目先の反発を狙った海外短期筋による先物への打診買いも入った。原油高の一服も投資家心理の改善につながった。
指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄
プラス寄与ではアドバンテストやソフトバンクG、リクルートHDなどが指数を押し上げた。アドバンテストとソフトバンクGの2銘柄で日経平均を約399円押し上げた。一方、マイナス寄与ではファーストリテや東エレク、フジクラなどが上位となり、指数の重荷となった。
市場全体の温度感
東証プライムの値上がり銘柄数は1185と全体の約76%を占め、値下がりは327だった。33業種中30業種が上昇し、相場全体に買いの広がりが見られた。前日の大幅安からの反動もあり、内需・ディフェンシブから景気敏感まで幅広く物色された。一部の半導体・電子部品は下落したものの、指数を押し下げる勢いはなかった。
今後の日経平均の見通し
| 期間 | 想定レンジ | 主な前提条件 |
|---|---|---|
| 翌営業日 | 66,800円〜68,800円 | 米CPI(14日夜)の結果、FRB議長証言、中東情勢の展開 |
| 1ヶ月後 | 64,500円〜71,000円 | TSMC・ASML決算を含むAI・半導体関連決算、日銀の利上げ観測 |
| 1年後 | 60,000円〜78,000円 | 日米金利差の動向、AI投資サイクルの持続性、為替水準 |
今日のまとめ
地政学リスクと米半導体株安で朝方は大きく売られたが、韓国株の切り返しとともに投資家心理が上向き、値幅を伴って戻した一日だった。本日夜の米CPIを控え、金利観測を通じたドル円・株価への影響が次の焦点となる。より詳しい分析は深掘りノートをご覧ください。
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