日経平均は4日ぶり反発、終値は67743円
2026年7月9日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反発し、終値は前営業日比924円80銭高の67,743円85銭だった。朝方から騰勢を強め、上げ幅は一時1,600円を超える場面もあった。
相場を動かした主な材料
前日8日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇率が2%を超え、AI・半導体関連株への物色機運が高まったことが東京市場にも波及した。アドバンテスト、東京エレクトロン、キオクシアHDの3銘柄だけで日経平均を1,000円あまり押し上げた。日経平均が前日までの3営業日で4,377円下落していたこともあり、自律反発狙いの買いも入りやすかった。
指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄
キオクシアHD、アドバンテスト、東京エレクトロンなど半導体関連が指数を押し上げた。一方、トヨタ自動車、ホンダなど輸送用機器やJAL、ANAなど空運株は軟調だった。
市場全体の温度感
前引け時点の東証プライムでは値上がり銘柄数638に対し値下がりは853と、値下がりが多い展開だった。半導体・AI関連への物色が先行する一方、相場全体としてはまだ追いついていない状況がうかがえた。市場関係者からは「半導体関連の調整が終わったと見るのはまだ早い」との慎重な声も聞かれた。
今後の日経平均の見通し
| 期間 | 想定レンジ | 主な前提条件 |
|---|---|---|
| 翌営業日 | 66,500円〜69,000円 | 米消費者物価指数(CPI、7月10日発表)を消化 |
| 1ヶ月後 | 63,000円〜71,000円 | 米ハイパースケーラーの決算、来週の日米金融政策会合、中東情勢の展開次第 |
| 1年後 | 60,000円〜78,000円 | AI・半導体投資サイクルの持続性と日米金融政策次第 |
今日のまとめ
前日までの急落の反動とAI・半導体株への見直し買いが交錯し、自律反発で4日ぶりの大幅高となった。半導体セクターへの資金回帰は鮮明だが、調整が完全に終わったと判断するのは早計との声も根強い。より詳しい分析は深掘りノートをご覧ください。
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