日経平均は大幅続落、終値は68256円
2026年7月7日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、終値は前営業日比1,480円73銭安の68,256円96銭だった。朝方に韓国・サムスン電子が発表した2026年4〜6月期の暫定決算をきっかけに同社株が急落したことで、半導体関連株への売りが東京市場にも波及した。
相場を動かした主な材料
韓国・サムスン電子の暫定決算は市場予想を上回る好決算だったが、AI関連株への過熱警戒感から同社株は5%超下落。SKハイニックスも連れ安となり、韓国総合株価指数(KOSPI)は一時8%超下落してサーキットブレーカーが発動された。この韓国株安と歩調を合わせ、東京市場でも半導体関連株に売りが波及した。
指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄
キオクシアHD、東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連が軒並み下落し指数の重荷となった。一方、新発10年物国債利回りの上昇(30年ぶりの高水準)を背景に銀行株には資金が向かい、三菱UFJフィナンシャル・グループは上場来高値を更新するなど逆行高となった。
市場全体の温度感
東証プライムの値下がり銘柄数は772、値上がりは746、横ばいは40。前引け時点では値上がりが優勢だったが、後場にかけて半導体関連への売りが強まり値下がりが逆転した。日経平均・TOPIXともに下落する中でも、銀行株には根強い買いが観測されるなど一様な下げではなかった。
今後の日経平均の見通し
| 期間 | 想定レンジ | 主な前提条件 |
|---|---|---|
| 翌営業日 | 67,000円〜69,500円 | 韓国半導体株の動向、国内決算発表を消化 |
| 1ヶ月後 | 64,000円〜71,000円 | FOMC議事要旨、為替介入・日銀利上げ観測次第 |
| 1年後 | 60,000円〜80,000円 | AI・半導体投資サイクルの持続性と日米金融政策次第 |
今日のまとめ
好決算であっても行き過ぎた期待の反動で急落する韓国サムスン電子の動きは、AI・半導体セクター全体の過熱警戒感の根深さを改めて示した。金利上昇を背景とした銀行株買いとのコントラストが続くか、来週にかけても注目したい。より詳しい分析は深掘りノートをご覧ください。
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