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2026年7月6日の東京株式市場で日経平均株価は小反落し、終値は前営業日比6円38銭安の69,737円69銭だった。米国市場が独立記念日の振替休日で休場明けとなるなか、寄り付き直後は節目の7万円台に乗せる場面もあったが、半導体・電子部品株に売りが広がりマイナス圏に転落。一方でTOPIXは続伸し、取引時間中・終値ともに史上最高値を更新するなど、日経平均とTOPIXで明暗が分かれる一日となった。
相場サマリー
| 指数 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 69,737.69円 | ▲6.38円 | ▲0.01% |
| TOPIX | 4,101.96 | +37.36 | +0.92% |
| グロース250指数 | 確認できず | 確認できず | 確認できず |
| 売買代金 | 売買高 | 値上がり銘柄数 | 値下がり銘柄数 |
|---|---|---|---|
| 9兆8,053億円 | 20億5,888万株 | 73.3% | 24.6% |
日経平均を動かした主な要因
上昇要因としては、2日に発表された6月の米雇用統計が市場予想を下回ったことで米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退し、投資家心理を支えたことが挙げられる。これを受けてグロース株から出遅れていた景気敏感・バリュー株への資金シフトが進み、海運や輸送用機器、機械などのセクターに買いが広がった。
一方で下落要因としては、米国市場が休場明けとなるなか値がさの半導体・電子部品株に利益確定売りが先行したことが大きい。特にソフトバンクGやイビデンといった指数寄与度の大きい銘柄の下落が、日経平均全体を押し下げる形となった。
寄与度分析
| 押し上げ銘柄 | 寄与度 | 株価騰落率 |
|---|---|---|
| 確認できず | 確認できず | 確認できず |
| 押し下げ銘柄 | 寄与度 | 株価騰落率 |
|---|---|---|
| ソフトバンクG | 確認できず | 確認できず |
| イビデン | 確認できず | 確認できず |
| この2銘柄合計 | 約▲283円 | - |
日経225構成銘柄自体の騰落数は値上がり177銘柄、値下がり48銘柄、変わらず0銘柄と、指数構成銘柄の大多数はプラス圏で終えていた。それにもかかわらず日経平均が小幅安となったのは、ソフトバンクGやイビデンなど値がさ株の下落インパクトが相対的に大きかったためである。
東証プライム騰落状況
東証プライム市場の値上がり銘柄数は全体の73.3%に達し、値下がりは24.6%にとどまった。日経平均の指数自体は小反落だったものの、市場全体としては買いが広く優勢な地合いであり、相場に厚みのある展開だったといえる。業種別では28業種が上昇し、下落は5業種にとどまった。
業種別・テーマ別動き
上昇セクター
海運業、輸送用機器、機械などが上昇率上位となった。トヨタ自動車やホンダなど自動車株に買いが入ったほか、防衛装備品の国産化・輸出拡大への期待から三菱重工業など防衛関連銘柄にも資金が向かった。
下落セクター
ガラス・土石製品、非鉄金属、精密機器などが下落。半導体・電子部品関連では東京エレクトロン、イビデン、レーザーテック、村田製作所、太陽誘電、SCREENホールディングスなどが軒並み売られ、指数全体の重荷となった。
為替・米国株・金利の影響
ドル円は15時時点で162円08銭と、前週末の終値(161円43銭)と比べて円安方向で推移した。今月閣議決定される予定の「骨太の方針2026」の原案で示された日本の財政悪化懸念や、日銀への追加利上げ牽制が意識されるなか、本邦通貨当局による為替介入への過度な警戒感が後退し、円売りが優勢となった。新発10年物国債利回りは2.825%まで上昇し、1996年以来の高水準を更新している。
直近の米国市場(7月2日、独立記念日の振替休日前の最終営業日)では、NYダウが前日比594.83ドル(+1.13%)高の52,900.07ドルと史上最高値を更新した一方、ナスダック総合は207.36ポイント(▲0.79%)安の25,832.67と続落した。米6月雇用統計の軟化を受けた利上げ観測後退が消費関連・景気敏感株を支えた半面、半導体・メモリー関連株には利益確定売りが出た構図で、この流れが本日の東京市場にも波及した面がある。
個別決算・材料株
| 銘柄 | 材料内容 | 株価反応 |
|---|---|---|
| ネクステージ | 今期経常利益を13%上方修正、最高益予想を上乗せ | 確認できず |
| 防衛関連銘柄(三菱重工業など) | 防衛装備品輸出拡大への期待 | 上昇 |
テクニカル面
日経平均は6月22日に付けた高値7万2,831円を当面の戻り高値として、上値を切り下げるもちあいの局面にあるとの見方がある。本日は寄り付き後に7万円台まで買われたが上値を抑えられ、前場中盤にかけて一時68,900円台まで下押しする場面もあった。目先は7月2日高値の7万0,081円前後、下値は7月3日安値の6万7,609円前後が節目として意識されやすい。
今後の見通し
| 期間 | 想定レンジ | 主な前提条件 |
|---|---|---|
| 翌営業日 | 68,500円〜70,500円 | 米ISM非製造業景況指数・ウォラーFRB理事発言を消化 |
| 1ヶ月後 | 65,000円〜73,000円 | FOMC議事要旨、為替介入・日銀利上げ観測の動向次第 |
| 1年後 | 60,000円〜80,000円 | AI・半導体投資サイクルと日米金融政策の方向性次第 |
今日の結論
「値がさハイテク株の重荷を出遅れバリュー株の物色でこなし、TOPIXは最高値を更新」——これが本日の相場を象徴する一言だ。日経平均だけを見ると小反落で地味な一日に映るが、市場の中身は73%超の銘柄が値上がりするなど厚みのある展開だった。半導体一極集中からの資金シフトが続くか、来週以降も注目したい。より詳しい分析は通常版をご覧ください。
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