日経平均は続伸、終値は70,062円

6月30日(火)の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前日比594円21銭(+0.86%)高の70,062円32銭だった。前日29日の米国市場でAI・半導体関連株が買われた流れを受け、寄り付き直後には上げ幅が1,000円を超える場面もあった。ただし本日は6月の月末・四半期末の取引最終日にあたり、機関投資家によるリバランス(資産配分調整)目的の売り圧力が強まったとみられ、一時は上げ幅が200円近くまで急失速する場面もあった。午後にかけて底堅さを取り戻し、終値はしっかりとプラス圏を維持した。前場は前日比648円71銭高の70,116円82銭で終えている。6月の日経平均は3,732円(+5.62%)高と3カ月連続の上昇となった。

相場を動かした主な材料

最大の追い風は前日29日の米国株高だ。NYダウは306ドル高の51,876ドルと約2週間ぶりに最高値を更新し、終値で初めて52,000ドル台に乗せた。ナスダック総合は6営業日ぶりに反発し前週末比2.06%高の25,820(速報値)となり、ブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイスなど半導体株への買い戻しが目立った。米国とイランが戦闘終結に向けた実務協議を開く見通しとの報道も支援材料となった。

この流れを受け、東京市場でも投資余力を高めた海外短期筋による株価指数先物への買いが日経平均を押し上げた。一方で、月末・四半期末特有のリバランス売りが上値を抑える場面もあり、相場は「押し上げ要因」と「需給の重さ」の綱引きとなった日だった。

指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄

韓国勢(サムスン電子・SKハイニックス)の半導体業界への大規模投資方針を好感し、東京エレクトロン(8035)とSCREENホールディングス(7735)が上場来高値を更新した。フジクラ(5803)も前場時点で上昇が目立つ銘柄の一つだった。一方、象印マホービン(7965)は前日29日に発表した3〜5月期(第1四半期)の連結営業利益が前年同期比41%減の8.8億円と大幅減益となったことを嫌気し、1年ぶりの安値まで急落した。なお、本日大引け時点の寄与度ランキング(円換算の具体数値)は本稿執筆時点で未確認である。

市場全体の温度感

東証プライムの売買代金・売買高・値上がり値下がり銘柄数は、本稿執筆時点で未確認である。前場では東エレクやフジクラなどAI・半導体関連株への資金流入が観測される一方、月末のリバランス売りも交錯したとみられ、相場全体の広がりについては公開前に改めて確認が必要となる。TOPIXの終値についても本稿執筆時点で未確認のため、フロントマターには「確認できず」と記載している。

今後の日経平均の見通し

期間想定レンジ主な前提条件
翌営業日(7月1日)69,000円〜71,500円新四半期入り後の資金フロー、日銀短観(7/1)発表、ドル円162円台の定着可否
1ヶ月後(7月末)67,000円〜75,000円米雇用統計(7/2)、4〜6月期決算発表本格化、為替介入の有無
1年後(2027年6月)65,000円〜82,000円AI・半導体投資サイクルの持続性、日米金利差と円相場の方向、日銀の追加利上げペース

今日のまとめ

月末・四半期末のリバランス売りという重しを抱えながらも、米AI・半導体株高を追い風にプラス圏で取引を終えた1日だった。東エレク・SCREENの上場来高値更新が示すように半導体製造装置セクターへの資金流入は引き続き強い。一方でドル円は約39年半ぶりとなる162円台に突入し、為替介入への警戒感が一段と強まっている。明日からの7月相場入りに向け、米雇用統計や日銀短観など重要イベントを控えるなか、為替動向が株式市場に波及するかが当面の焦点となりそうだ。

より詳しい分析は深掘りノートをご覧ください。

編集者メモ(非公開)

【深掘りノートから反映した要点】日経平均の値動き、米国市場の動向、為替の歴史的水準(39年半ぶり162円台)、東エレク・SCREENの上場来高値更新、象印マホービンの決算急落を中心に反映した。

【通常版で省略した詳細】寄与度の個別銘柄別の数値詳細、業種別の網羅的な分析は深掘りノート側でも未確認のため、通常版ではさらに簡略化している。

【公開前に必須の確認事項】
1. TOPIX終値・前日比・騰落率
2. 東証プライム売買代金・売買高・値上がり値下がり銘柄数
3. 日経平均寄与度ランキング(大引け)の具体的な円換算数値
4. 業種別33業種の上昇・下落詳細
5. 19時発表の財務省「外国為替平衡操作の実施状況」と、本日の介入実施有無(別物である点に注意)

【クロスリンク確認】深掘りノート(20260630-deep)との相互リンクをaタグで設定済み。両ファイルのスラッグ一致を確認すること。

【週次まとめとの連携】今週(6/29開始)はまだ週の途中。次の金曜(7/3)に週次まとめを作成予定。

さらに詳しく読む
【2026年6月30日】今日の日本株 深掘りノート|月末リバランス売りしのぎAI買いで続伸、ドル円は39年半ぶり162円台
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