日経平均は5日続伸、終値は69,902円
2026年6月17日の東京株式市場で、日経平均株価は5日続伸し、前日比497円75銭(0.72%)高の6万9902円25銭で取引を終え、3日続けて最高値を更新しました。取引時間中には前日に続き7万円の大台に乗せる場面もありました。
最大の注目点は、東証株価指数(TOPIX)が終値として史上初めて4000台に乗せたことです。前日比22.09ポイント(0.55%)高の4013.23で取引を終え、最高値を更新しました。
相場を動かした主な材料
最大の材料は、米国とイランの戦闘終結に向けた覚書署名を受けたニューヨーク原油先物相場の下落継続です。原油高を通じた物価上昇と景気減速懸念が和らぎ、投資家のリスク選好姿勢が強まりました。
あわせて、株高に「乗り遅れるな」を合言葉とした割安株(バリュー株)への物色が広がったことも、相場全体への買いの浸透を後押ししました。
指数を支えた銘柄と重荷になった銘柄
値上がり寄与トップは東京エレクトロンとなり、イビデン、レーザーテック、ファーストリテイリング、キオクシアホールディングス、村田製作所、太陽誘電などが続きました。一方、値下がり寄与トップはソフトバンクグループとなり、日経平均を約178円押し下げました。同2位はアドバンテストでした。
市場全体の温度感
東証プライムの値上がり銘柄は931、値下がりは578となり、値上がり銘柄が全体の6割弱を占めました。前日(16日)は値下がり銘柄が約7割を占めていたのとは対照的な展開で、相場全体に買いが広がったことを示しています。
今後の日経平均の見通し
| 期間 | 想定レンジ | 主な前提条件 |
|---|---|---|
| 翌営業日 | 68,800円〜71,000円 | 17日深夜(日本時間18日未明)のFOMC結果とウォーシュ新FRB議長の記者会見内容次第で振れやすい局面 |
| 1ヶ月後 | 66,500円〜73,000円 | 19日のイラン和平正式署名式の履行状況、2026年4〜6月期決算発表シーズンの動向次第 |
| 1年後 | 62,000円〜78,000円 | AI・半導体需要の持続性、日銀の追加利上げペース、米金融政策の方向性が上値・下値を左右 |
今日のまとめ
TOPIXが史上初めて4000台に到達し、原油安とバリュー株物色を背景に相場全体に買いが浸透した一日でした。今晩のFOMC結果発表を控え、ウォーシュ新FRB議長の発言内容次第で市場が大きく動く可能性があります。
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